彼氏のいる女の子を口説く時に気をつけること

いすまさんに2回聞かれたので、僕が彼氏持ちの女の子を口説く時に気をつけていることをまとめとこうと思う。ちなみに、彼氏持ちかどうかわからない時点では、「彼氏いるの?」なんて聞かないのが一番いいと思ってる。今から書くのは、「たまたま彼氏がいるのを知ってしまったし、相手もそのことを知っている」という状況が前提。

 

1.ドアインザフェイスで誘う

 これは何も彼氏持ちであるから有効というわけでないけど、彼氏持ちの場合はこのアプローチが一番通りやすいと思う。

 ドア・イン・ザ・フェイステクニックというのは交渉術の中でも有名な方法で、譲歩を前提とした交渉術だ。

 先に大きな要求を出して、断らせた後、相手の罪悪感に漬け込んで、小さな要求を飲ませる。

 例えば「今度の金曜日二人で飲みに行きましょうよ」という要求を出すと、「金曜日」「夜」「二人」「飲み」なんて飲みにくい条件が色々合わさってしまって断られやすい。だから、まずこれを提示して断られた後、「じゃあ、来週の火曜日か木曜日仕事の終わりに1時間ほどお茶いきませんか」のように譲歩した内容を提示するとOKがもらいやすい。ちなみに、この誘い方では「来週の火曜日か木曜日」という選択肢を提示することで、「行く、行かない」の問題ではなく、「どちらの日に行くか」という問題にすり替えてもいて、これを心理学でダブルバインドって言ったりする。広告・宣伝の世界ではよく使われるテクニック。ちなみに譲歩する時に「二人」という人数の部分を変えるのはあまりおすすめしない。複数で何度も飲みに行くより、1度きりのお茶でも二人でする方がずっとその後に繋がりやすいと個人的には思う。

 

2.彼氏の側に立て

 「君と社会との闘争において、君は社会の側に立て」というのはカフカの言葉だ。

 「君と彼氏との闘争において、君は彼氏の側に立て。そしたら、女が勝手に彼氏と闘争をはじめる」というのが、僕の基本戦術。

 

 「彼氏ってどんな人?」って聞くと、女の子からは当然、自慢か不満が出て来る。

 自慢の場合には、女の子が期待する以上に賞賛してあげる。すごいね、完璧な彼氏じゃない。そんなすごい人に好かれるなんてやっぱり魅力的なんだね。幸せでしょ?不満なんて何もないでしょ?なんてことを繰り返していく。

 基本的に人間は、褒められれば「いや、でもね、こういう部分が不満なんだ」みたいな話をしだす。人間にとって「自分の口から出た言葉」というのはとても特別で、それに合わせて自分自身の考え方も変えてしまう。

つまり、大した不満でもなかったものが、自分自身で発言してしまったことにより大きな不満に変わってしまう。

 

3.彼女の想いを肯定する

 女の子が不満を言い始めたら、彼女の想いをまず肯定してあげることが大事。

 (自慢ではなく、不満から始まったときも同じ)

 「彼氏との恋愛を真剣に考えてるから、そういう部分も許せないんだろうね。君はすごく真面目なんだね。(一途なんだね)」とか。

 その後に、「でも、俺、彼氏の気持ちもわかるなー」なんて擁護をはじめる。

 いつの間にか図式を彼女VS彼氏に変えていく。彼女は不満に関してどんどん発言していくし、いつしか自分自身の言葉に縛られて考え方を変えていく。

 ここで、大事なのは、自分は彼女の味方であると伝えることであって、このために彼女の思いの肯定というステップはは絶対大事。

 図式を彼氏VS(彼女+自分)に変えてしまいさえすればあとはもう普通に口説くだけ。もちろんうまくいくかいかないかは確率の問題だけど、この図式さえできてしまえば、彼氏がいない女の子よりむしろ簡単なパターンが多いと思う。

 

4.一途だから浮気するという図式を作りだす

 彼氏から奪いたいのではなく、彼氏持ちの女のを抱きたい場合には、浮気を正当化してあげるとうまくいく可能性が高まる。

 君は一途で、彼氏との恋愛を大切にしているし素晴らしいことだ、だからこそ彼氏に不満を感じてしまう>それを自分自身で我慢してしまっている部分もあって、「自分でも気づかないうちに」傷ついてしまってるね>ちょっと気分転換しなきゃもっと苦しんでしまうね

もちろん、このまま言葉にするわけじゃないんだけど、こういう感じのストーリーを積み上げていくと、「君は一途だから>浮気をする」という正当性を作り出せる。

正当性さえ作り出せればあとは確率の問題。普通にくどけばいいだけ。

 

本当はまだいくつかあるけど、これ以上書くのはめんどくさいし、大事なポイントは抑えたと思うので、続きはまたいつか機会があったら。