モテない奴らにつける薬(見た目・形編)

モテない男は、自分の見た目にコンプレックスを抱いているケースが多い。

自分に、ある種の自信がなけりゃモテない。

そんな人達に送るアドバイスとして、僕が見た目で気をつけていることをまとめてみた。

 

1.メンズノンノを目指さない

細身の長身、端正な顔立ち、高級ブランドの服。若い頃には僕も憧れたメンズノンノのモデル。こういう男になったら女なんてやり放題だろうな、なんて若い頃には思っていた。事実、彼らはとてもモテるだろうし、好きな女を抱き放題だろう。

でも、僕のエントリーを読むような非モテの人たちが、がんばってもメンズノンノのモデルみたいになれるとは思わないし、事実僕も全くそんなことにはなれない。ガッチリした体型の、ラテン人に間違われる濃い顔、今はもう高級ブランドの服なんてお小遣いでは買えないし、生え際はソビエトに侵攻したドイツ帝国軍のように熾烈な撤退戦を繰り広げている。

こんな見た目のせいでもちろん相手にしてもらえないこともあるけど、それほど致命的なことではない。世の中メンズノンノのモデルみたな人間は限られているし、女性の数がそれよりも多いことは自明だからだ。

 

2.足切りされない見た目を目指す

じゃあ、どこを目指せばいいかと言うと、ワンステップ目は、足切りされない見た目だ。足切りさえされなければ、後は口説き次第。確率の話にもっていける。出願さえできればあとはマークシート方式のテストが待ってる。上位の人達は高得点を狙って取れるが、下位の人でも合格する可能性がある。

忘れちゃいけないのは、自分にはセンスなんて皆無だということ。センスがあるような人間は、こんなエントリーを読まずに自分で考えて対応できている。

 

(1)不潔でないこと

   ・髪は短い黒髪にして、1ヶ月に1回は切ること。

    どんな髪型が似合うのかは最近流行りのバーバーで相談すればいい。

    自分の好みなんて3の次。とにかくできるだけ似合う髪型にしてもらえばいい。

   ・ヒゲは每日剃ること

   ・服はちゃんと洗濯し、アイロンを充てること

   ・アイロンがかかったハンカチを持つこと

   ・眉毛は一週間に1回は整えること(眉毛カッターは便利)。

    どんな感じの眉毛がいいのかわかんなければ、最近流行りのバーバーで整えて貰えばいい。

   ・鼻毛はちゃんと切ること

   ・肌が脂っぽい人はスキンケアすること。theoというブランドの洗顔と保水液がオススメ

   ・革靴は磨くこと。スニーカーは洗うこと。

   ・風呂には每日入ること。フケが出るならネットで検索して対策。

(2)ダサくないこと

   ・できるだけ無難な服を着ること。ユニクロ、GU、GAP、無印くらいで揃う

    多分、ユニクロ着こなしくらいで探せばいくらでも出てくる。無難である分にはユニクロで揃えても何も問題ない。

   ・服を買う時は、サイズをこだわること。着れる全サイズ着て、一番無難に、清潔に見えるものを選ぶこと。

   ・流行に乗らないこと。どうせセンス無いから失敗する。無難が一番

   ・どうしても悩むのなら無印の白シャツに、ユニクロで黒の細身のパンツと、グレーのTシャツ買って着とけばいい。色も無難を狙うこと。

   ・靴だけは金かけること。安くてかっこいい靴もあるけど、どうせセンス無いから失敗する。最低3万円と割り切って、革靴を買うこと。スニーカーもちゃんと着こなせれば格好いいけどどうせセンス無いから野暮ったくなる。3万円も出せない、というのであれば、Used shopで1万円くらいの良さそうな革靴を買うこと。オススメは茶色。黒買うと、どうせセンス無いから全身黒ずくめにするから。

 

(3)臭くないこと

   ・とにかく臭くないこと。臭いのは無理。ネットで検索して対策を。

 

(4)姿勢が悪くないこと

   ・背筋を伸ばす。これだけで体型もよく見えるし、自信があるように見える。

    僕の場合は後頭部の真ん中を、空から糸でつられている感覚をもつと背筋が伸びる。

 

 

敢えて太ってないこと、というのは落としている。極度に太っていたりすれば極端に不利だろうけど、上の3点を守っていれば足切りになるような話ではないと個人的には思っている。だから、逆に痩せたらモテるみたいな話は信じてない。痩せても不潔でダサくて臭けりゃ足切り対象になる。もちろん、いい体をしていれば有利なのは間違いないからレッツウェイトトレ。BIG3は正義。

 

3.普通であることに自信を持つ

足切りされなくなれば、つまりあなたは普通になったということだ。エントリーの資格を与えられた。まずそのことに自信を持たなきゃいけない。自信がない男はモテない。やっぱり足切り対象だ。イケメンや超おしゃれさん達と競う必要はない。そこが狙う女を狙うのはまだまだ無理だ。一生無理かもしれない。でも他にも女の子は沢山いる。普通の女の子が沢山いる。彼女たちにも素晴らしい部分がたくさんあるし、恋愛には見た目より大事なものがたくさんある。普通の女性がそれだけ魅力的だということは、普通の男性ももちろん魅力的だし、ラッキーなことに普通の女性の数ほど、普通の男性はいない。不潔か、ダサいか、臭いか、あるいは全部か、そういった人たちが巷には溢れている。あなたはそこから抜け出て、普通、という領域に足を踏み入れた。そのことを理解し、自分に自信を持てばいい。つまり普通、というのは、「あなたの魅力を診てもらう前に、足切りされない」ということだ。