募集:小説のモデル

多分は理由は100個くらいあるんですが、自分以外の人の話を小説の形にしたいな、と考えています。

少しでもご興味のある方はDM等何らかの方法で御連絡下さい。

以下に内容と条件を記載しますが、質問があったらなんらかの方法で連絡下さい。

 

【内容】

 ①分量は数千字のかなり短編になります。

 ②おそらく1日や1場面を題材にします

 ③ヒアリングを元に書きますが、少し脚色する可能性はあります。

 ④おそらく3人称での小説になると思います。

 ⑤僕の文体はこのブログの記事を読んでもらえればと思います。

 

【条件】

 ①このブログの記事の一つとし公開します。ただし、もし、希望されない場合には応談です。

 ②題材とした方のお名前やそれに類する情報を公開するかどうかは、題材となる方に決定権があります。

 匿名を希望する場合は、仮名ということを明らかにセず、仮名をつけます。つまり匿名ということすら、読者の方にはわかりません。

 ③ヒアリング方法は、直接あってお話を聞く>通話で聞く>チャット>メールなどで聞くという順番で望ましいですが、いずれにするかは題材となる方が決めていただいて結構です。

 ④性別、年齢は問いません。

 ⑤お互いギャランティーは発生しません。完全なボランティアです。

 ⑥必要であればある程度性的な事項に関しての質問もしますが、答えたくない質問には応える必要はありません、

 ⑦納期はお約束しません。

 ⑧ヒアリングの中で知り得た情報に関しては、無断で他に知らせることはありません。

メンタルヘルス疾患覚書

家族にカウンセラーがいたり、僕自身大学時代に心理学を勉強していたり、身内にメンタルをこじらせて自殺した人がいたり、友人に心理的な不調から男の人と寝まくる女の子がいたり、メンタルヘルス疾患と関わり合いになることが多く、昔からその領域には大変興味を持って生きてきました。

もちろん専門家ではありませんので、大したことは言えませんが、これまで僕が見聞きし、学んだことをまとめておきたいと思います。

 

(1)メンタルヘルス疾患はただの病気である

メンタルヘルス疾患の話をする時、それを特別な状態だと捉えすぎると本質を誤ってしまう。それは、普通に起こるものだし、自然な体の反応である。

メンタルヘルス疾患があるからといって、特別な誰かになれるわけではないし、逆に言えば、それだけでは普通の人間である。

かつて「ペスト」に罹ることに特別な意味をもたせようとする人がいるように、メンタルヘルス疾患に罹っていることを特別な何かと思い込みたい人もいると思うけど、それは滑稽だなと思う。

 

(2)誰にでもメンタルヘルス疾患になる可能性がある

メンタルヘルス疾患にかかったきっかけを掘り起こしていくと、「実の父親性的虐待を受けた」なんてセンセーショナルなものが見つかることもあれば、「小さな頃、親に無視された」なんて誰にでも起こり得ることが見つかることがある。もちろん、僕にも無視された経験ぐらいはある。でも現在メンタルヘルス疾患ではない。ただ、いつかこの無視された経験が僕をメンタルヘルス疾患にするかもしれない。

それはすぐ僕らの横にいる。これもメンタルヘルス疾患が特別な何かではないということの証左の一つだと思う。

 

(3)メンタルヘルス疾患は、絶対に治さなければいけないというものではない

夜眠れない。異常なほど潔癖。電車に乗れない。メンタルヘルス疾患の症状でよく聞くものばかりだけど、別に生きていく分には致命的なものではないと考えることもできる。もちろん治療できるにこしたことはないのかもしれないけど、今すぐ死ぬようなことでもない。それは例えばヘルニア持ちと同じで、死ぬまで付き合っていくこともできる。「治さないと自分は普通ではない」なんてことがプレッシャーになってしまうなら、いっその事ずっと付き合っていく、と開き直っても良い。程度や種類の違いさえあれ、誰もが何かを抱えて生きている。それも含めて自分なんだから。

 

(4)メンタルヘルス疾患を抱えていても幸せになってもいい

不眠症リスカ癖、過食症、「だから」幸せになれない、わけではない。

世の中には、目が見えなく「ても」、耳が聞こえなく「ても」、若くして末期ガンを宣告され「ても」、幸せに生きていっている人もいる。

間違えないでほしいのは、別に幸せにならなくてもいい。自分の人生なんだから、自分でどうなりたいかは決めればいい。「幸せ」ではないからと言って生きる意味がないわけではない。それは一つの価値観にしかすぎない。

ただ、「幸せ」になりたいのであれば、別にメンタルヘルス疾患を抱えていてもなればいい。自分なりの幸せを実現するために、疾患は「邪魔」かもしれないが、「不可」になるわけではない。もちろん誰かを愛しても、愛されても良い。

何度も言うけど、誰にでもメンタルヘルス疾患を発症する可能性はある。「今、発症していること」と「まだ発症していない」ことの間にはそこまで大きな差はないと思う。だから、「まだ、発症していない人」と同じように愛し、愛されても当然だと思う。

 

(5)カウンセリングは治療にも予防にもなる

メンタルヘルス疾患になったら、カンセリングに通う、というのは太ったからダイエットをするようなもので、太らないようにジムに通うようにカウンセリングに行けばいいと思う。自分が思うよりも、自分というのは傷ついていて、なにかに我慢している。一体それは何なのか、同対処していくべきものなのか、専門家と相談するだけで対処できる幅は広がる。

 

あくまでも僕が感じ・考えたことを学んだだけですので誰の役にも立たないかもしれませんが、もし、この文章を読んで少しでも楽になったと思ってくれる人がいれば大変うれしいです。

忘れられない女の話4

女の人から「抱いてほしい」とお願いされた経験は数少ない。

僕は放っておいても女の人が寄ってくるような所謂モテる人間ではない。

 

ただ一人にだけ、「お願いだから抱いてほしい」と懇願されたことがある。

その女性の話をしたいと思う。

オチもなく、盛り上がりにも欠ける話だけど、それでも書きたいと思う。

 

 

僕がまだ地方の国立大学生だった頃、大学の映画研究会(サークル)に出入りしていたことがある。

正式な会員ではなかったが、一人とても仲の良い友人が所属していて、一緒に映画を撮り始めたことがきっかけで頻繁に出入りしていた。

映画研究会には、10人位のメンバーがいて、彼女はそのうちの一人だった。

僕より2つ年下の彼女は、決してキレイな顔をしているとは言えないが、

ちゃんとおしゃれにも気を使う、普通の女の子だった。

そして、彼女は、僕の仲の良い友人の恋人だった。

 

彼女には、僕が脚本を書いた映画に出演してもらったのを機に仲良くなった。

僕らはともに古いイタリア映画が好きで、特にフェデリコ・フェリーニが監督した

8 1/2という映画が大好きだった。友人と彼女と僕、友人宅で夜通し古いヨーロッパ映画を見まくっては、拙い映画論を交わしていた。ジャンリュックゴダールフェデリコ・フェリーニフランソワ・トリュフォーエリック・ロメール。古くて、難解で、退屈で、美しい映画達。友人と彼女が教えてくれる手法、映画の中にある思想・哲学。全てが特別だった。

もし、僕の目の前に神様が現れて、1日だけ過去に戻してあげると言われたらあの頃に戻りたい、そう思うくらい大切な日々だった。

 

そんな生活が1年程続いた頃に、僕の友人がイギリスの大学に留学することになった。

友人と彼女は別れなかったようだが、残された僕と彼女は疎遠になった。

やはり友人に悪いという気がしたのもあるけど、それ以上に3人だから成立していた

バランスだったんだと思う。

友人がいなくなった後の僕は、映画研究会自体にもほとんど出入りをしなくなったし、

彼女と会うこともなかった。そして、僕はまた女遊びの日々を繰り返していた。

 

彼女から連絡があったのは、友人が留学してから半年ほど経ったある日だった。

夜中、僕がそのころ仲良くしてた女の子の家で寝ていると突然彼女から携帯に電話があった。出ると、息切れた苦しそうな声で彼女が言った。

「助けてほしい。今すぐ家まで来てほしい」

僕は大急ぎで彼女の家に駆けつけた。原チャリで。レッツ2で。2号線を飛ばして。

 

一人暮らしのアパートについて、呼び鈴を押しても彼女が出てこなかったので、ドアを開けて中に入った。彼女は電気もつけず、ベッドに横たわって、口に紙袋をあてながら、僕の方を虚ろな表情で見ていた。紙袋は、不規則に縮んだり、膨らんだりを繰り返していた。

僕はタクシーを呼んで、夜中でもやっている救急病院に彼女を連れて行った。

診断はストレス性の過呼吸。「症状が収まるまで待つしかない」という、若い医者に僕はつっかかり、彼女に無言で止められた。

帰りのタクシーの中で少し落ち着いた彼女から聞いた話では、彼女は中学生の頃からそういう症状をもっていたそうだ。症状は回復と悪化を繰り返していたが、友人と付き合い始めたことで精神的に安定し、ここ数年は症状が出ていなかったそうだ。ところがというか、やはりというか、友人がいなくなってその症状が再発。定期的に過呼吸の発作が出る生活を送っていたそうだ。

 

「対処法はないの?紙袋以外に」と僕は彼女に聞いた。

「ある。男の人とセックスすると楽になる」と彼女は虚ろな表情で答えた。

「セックス?そんなにしんどいのにできるの?なんでそれで収まるの?」

「理由はわからない。でも、できるし、すると楽になる」

「でも、友人が側にいないからできないじゃないか」

「だから、最近は他の人としてる。沢山、色んな人としてる。研究会の人たちとも」彼女はなんの感情も載せていない言葉で僕にそう言って、「今日は誰も捕まらなかった。だから先輩に来てもらった」と続けた。

「僕とセックスするつもりだったってこと?」

「うん」

「ごめん。それは無理だ。ごめんな。でも、大切な友人の彼女だし、できることはしたい。病院ならいつでも連れてくし、

一緒に映画見たりはできるから連絡はして。その代わり友人を傷つけてほしくないから、出来る限り他の男としてほしくない。」

 

それから数週間に一度は夜中に彼女から電話がかかってきて、彼女の家に向かう日々が続いた。

紙袋をあて、虚ろな目をしている彼女の手を握り、暗がりの中でフェリーニの映画を見続けた。『道』『81/2』『甘い生活』『カリビアの夜』

時々彼女は苦しそうな呼吸で僕に懇願した。「して。お願い。して」。目に涙を浮かべて。消え入りそうな声で。「して」

僕は断り続けた。彼女の手を握り、時には抱きしめて、彼女が寝るまで側にいたけど、やっぱり断り続けた。何度懇願されても。抱きつかれてもすがられても、どうしても僕にはできなかった。友人に操を立てる、ということもあるけど、今になって考えると僕はやっぱり怖かったんだと思う。過呼吸で今にも死んでしまいそうな(実際そこまで大したことではないのかもしれないけど、その頃の僕にはそんなこと理解できなかった)人間とセックスをするということがとてつもなく怖かったんだと思う。それはある種のトドメとなってしまうのではないかそんな風に思っていたんだと思う。そして、若い僕には死というものは恐ろしいだけでなく、得体の知れない、気持ちの悪いものだったんだと思う。

 

そんな日々をしばらく、おそらく2,3ヶ月続けていると、バタリと彼女から電話来なくなった。研究会のメンバーにきいたところ、僕が通ってる間も、やはり彼女は他の男に連絡していて抱いてもらうという日々を続けていたそうだ。その中に研究会のメンバーも複数いて、やっぱり会の中でトラブルになり、研究会を抜けていた。最近は大学にも来ていない、とのことだった。

 

そして、ここで彼女との思い出は終わっている。彼女からの連絡はなく、僕も二度と彼女に連絡をとらなかった。

大学で出会うこともなく、共通の友人ももういない。

その後友人に聞いた話では留学して少しした頃に彼女と友人は別れていたそうだから、友人経由で知ることもない。

そういう意味では、僕は友人の女に手を出さないというポリシーの面では、彼女を抱いても問題はなかった。

何故彼女が僕に別れたことを言わなかったのかはわからないが、あくまでも僕と彼女との関係は、友人ありきで、それがないことを僕が理解すると、関係自体が終わってしまうと思っていたからではないかと愚行する。

 

彼女が今どこで何をしているのか、症状はどうなのか、今でもセックスをすることで抑えているのか。残念ながら興味はない。例え、電話があってももう駆けつけることはない。レッツ2ももうない。

 

でも、フェリーニの映画を見るたびに彼女のことを思い出す。あの暗闇の中、手を握り続けた日々を思い出す。そして、できれば忘れてしまいたい、でも決して忘れられない女性なのだと、思う。

 

 

 

 ※無職転生を読んだ人ならわかると思うんですが、エリナリーゼの呪いの話を読むと彼女のことを思い出します。

 

 

 

 

 

 

口説き以前に考えておくべきこと

あと1本、女の口説き方の話を書いたらブログはやめようと思っていたけど、その前に書くべきことが見つかったので、それを書こうと思う。

それは恋愛、というものを僕がどう捉えているかということ。

女を口説く、ということに関してどういった理由やポリシーを持つのか、それはこの恋愛というものの捉え方に大きく依存していると思うからだ。

 

(1)恋愛は人生の全てを決定するものではない。

  人生には沢山の要素があって、恋愛なんてしなくても、楽しんだり、満足したりすることができる。巷の青春映画が突きつけてくるような恋愛をしなければ人生は真っ暗だという価値観に同意する必要なんてないし、したくなければしなくてもいい。現代社会で生きるとしたいこと全てをするためには絶対に時間が足りない。その優先順位付けとして恋愛を下位においたところで誰にも責められるいわれはないし、自分の人生のことなんて自分で決めればいい。責任は自分にしかとれない。性欲だけなら金で解決できる。

 

(2)それでも恋愛は人生を豊かにしてくれる

 小説家のサマセット・モームの言葉に「どんなひげ剃りにも哲学はある」というものがある。

 僕も、人生においてそれなりに真剣に向き合った対象からは何かを学び、哲学を見つけた。剣道でも、受験でも、PCエンジンの縦型シューティングゲームでも、仕事でも、友人関係でも。(FF14でもと言いたいけど、残念ながら正直よくわらない)

 でも僕にとっては、恋愛こそが最もたくさんのことを教えてくれたと思う。

 人を大切にすること、傷つけること、傷つけられること、誰かを信じて、誰かに失望し、誰かをなくして悲しむこと。人との接し方、喜ばせ方。全て恋愛で学んだ。一人でできるものじゃないからこそ、いつも新しい世界を広げてもらった。新しい世界の見方を教えてもらった。

 恋愛はやはり人生を豊かにしてくれる、そう思う。

 

月と六ペンス (新潮文庫)

月と六ペンス (新潮文庫)

 

 

 

(3)誰にでも特別な異性と出会うチャンスが用意されている

 村上春樹のエッセイの中では「やがて哀しき外国語」というエッセイが一番好きだ。

 その中で、彼がアメリカの大学でゼミを持っていた時の話がある。

 ゼミ生に「どうやったら小説家になれるのか?」という質問を受けたとき、彼は決まって「誰にでも人生のうちで1度はそういったチャンスがある。あるいはない人もいるかもしれないが、あると思ったほうが人生は豊かになる」というようなことを返す、と書いてあった。

 たしか村上春樹は、バーを経営していたとき、昼間にヤクルトスワローズの試合を見に行って、助っ人外国人が三塁線を破るツーベースヒットを売った時に小説を書こうと思い立って、書いたら賞をとって、小説家になった。

 

 僕も恋愛のチャンスについてのスタンスはこれと同じだ。誰の人生にもそういうチャンスが用意されているし、ないかもしれないけど、あると思ったほうが人生はおもしろい。

 

やがて哀しき外国語 (講談社文庫)

やがて哀しき外国語 (講談社文庫)

 

 

 

(4)チャンスをものにするには準備が必要

 自分の目の前にきたチャンス、これを逃さないためには準備が必要だ、自分を魅力的な人間とする必要があるし、なによりも恋愛を積み重ねて経験を得るという準備が必要だ。素振りだけしていても150キロの球は打てない。やっぱり実践を繰り返すしかない。

 準備とは自分を磨くことだし、恋愛を繰り返し経験することだ。

 沢山失敗し、そこから何かを学んでいくことだ。

 

 (5)多様な経験がないと間違った異性を特別だと思い込む

 

失敗も成功も多様な経験を積み重ねるこそ、「自分にとって」なにが正解なのか、ということを判別できるようになる。

恋愛も沢山失敗したり、楽しい時間を過ごしたりすることで、自分にとって大切なファクターを見つけていく。こういうものがないまま、一定の年齢になって初めて付き合った異性と添い遂げようとした結果、騙されるなんて話は枚挙に暇がない。そして異性自体を恨んでしまう。

経験が少ない男女をカモにしようと思っている人間は残念ながら沢山いる。

 

(6)ノーマルモードでクリアする

 恋愛の経験を積み重ねたいんだけど、モテないから恋愛できない。

 これはイージーモードでプレイできないから、クリアできないと言っている話であって、悲しいかな、言い訳に過ぎない。

 ノーマルモードでクリアするためには自分自身が傷つきながらもアクションを続けていくしかない。何度もゲームオーバーになりながら、少しずつ攻略法を積み重ねていくしかない。だから僕は口説く方法を考えた。それは、イージーモードを選択する方法ではなくて、ノーマルモードでクリアするための攻略法だ。

 ハードモードからノーマルモードに変えるやり方については、僕の他の記事を参照してもらえればそこにヒントが有ると思う。自分でハードモードを選択している人が世の中にはとても多すぎる。

 

 

最後に、繰り返しになるけど、恋愛なんてしてもしなくてもいい。自分で決めればいい。恋愛しなけりゃ幸せになれないなんて呪いからは早く逃げ出した方がいい。余計なお世話だって言い切ってしまえばいい。

ただ、それでももし、すると決めたのであれば、その恋愛があなたの人生を豊かにするようなそんな恋愛ができるようなることを願ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モテない奴らにつける薬(見た目・形編)

モテない男は、自分の見た目にコンプレックスを抱いているケースが多い。

自分に、ある種の自信がなけりゃモテない。

そんな人達に送るアドバイスとして、僕が見た目で気をつけていることをまとめてみた。

 

1.メンズノンノを目指さない

細身の長身、端正な顔立ち、高級ブランドの服。若い頃には僕も憧れたメンズノンノのモデル。こういう男になったら女なんてやり放題だろうな、なんて若い頃には思っていた。事実、彼らはとてもモテるだろうし、好きな女を抱き放題だろう。

でも、僕のエントリーを読むような非モテの人たちが、がんばってもメンズノンノのモデルみたいになれるとは思わないし、事実僕も全くそんなことにはなれない。ガッチリした体型の、ラテン人に間違われる濃い顔、今はもう高級ブランドの服なんてお小遣いでは買えないし、生え際はソビエトに侵攻したドイツ帝国軍のように熾烈な撤退戦を繰り広げている。

こんな見た目のせいでもちろん相手にしてもらえないこともあるけど、それほど致命的なことではない。世の中メンズノンノのモデルみたな人間は限られているし、女性の数がそれよりも多いことは自明だからだ。

 

2.足切りされない見た目を目指す

じゃあ、どこを目指せばいいかと言うと、ワンステップ目は、足切りされない見た目だ。足切りさえされなければ、後は口説き次第。確率の話にもっていける。出願さえできればあとはマークシート方式のテストが待ってる。上位の人達は高得点を狙って取れるが、下位の人でも合格する可能性がある。

忘れちゃいけないのは、自分にはセンスなんて皆無だということ。センスがあるような人間は、こんなエントリーを読まずに自分で考えて対応できている。

 

(1)不潔でないこと

   ・髪は短い黒髪にして、1ヶ月に1回は切ること。

    どんな髪型が似合うのかは最近流行りのバーバーで相談すればいい。

    自分の好みなんて3の次。とにかくできるだけ似合う髪型にしてもらえばいい。

   ・ヒゲは每日剃ること

   ・服はちゃんと洗濯し、アイロンを充てること

   ・アイロンがかかったハンカチを持つこと

   ・眉毛は一週間に1回は整えること(眉毛カッターは便利)。

    どんな感じの眉毛がいいのかわかんなければ、最近流行りのバーバーで整えて貰えばいい。

   ・鼻毛はちゃんと切ること

   ・肌が脂っぽい人はスキンケアすること。theoというブランドの洗顔と保水液がオススメ

   ・革靴は磨くこと。スニーカーは洗うこと。

   ・風呂には每日入ること。フケが出るならネットで検索して対策。

(2)ダサくないこと

   ・できるだけ無難な服を着ること。ユニクロ、GU、GAP、無印くらいで揃う

    多分、ユニクロ着こなしくらいで探せばいくらでも出てくる。無難である分にはユニクロで揃えても何も問題ない。

   ・服を買う時は、サイズをこだわること。着れる全サイズ着て、一番無難に、清潔に見えるものを選ぶこと。

   ・流行に乗らないこと。どうせセンス無いから失敗する。無難が一番

   ・どうしても悩むのなら無印の白シャツに、ユニクロで黒の細身のパンツと、グレーのTシャツ買って着とけばいい。色も無難を狙うこと。

   ・靴だけは金かけること。安くてかっこいい靴もあるけど、どうせセンス無いから失敗する。最低3万円と割り切って、革靴を買うこと。スニーカーもちゃんと着こなせれば格好いいけどどうせセンス無いから野暮ったくなる。3万円も出せない、というのであれば、Used shopで1万円くらいの良さそうな革靴を買うこと。オススメは茶色。黒買うと、どうせセンス無いから全身黒ずくめにするから。

 

(3)臭くないこと

   ・とにかく臭くないこと。臭いのは無理。ネットで検索して対策を。

 

(4)姿勢が悪くないこと

   ・背筋を伸ばす。これだけで体型もよく見えるし、自信があるように見える。

    僕の場合は後頭部の真ん中を、空から糸でつられている感覚をもつと背筋が伸びる。

 

 

敢えて太ってないこと、というのは落としている。極度に太っていたりすれば極端に不利だろうけど、上の3点を守っていれば足切りになるような話ではないと個人的には思っている。だから、逆に痩せたらモテるみたいな話は信じてない。痩せても不潔でダサくて臭けりゃ足切り対象になる。もちろん、いい体をしていれば有利なのは間違いないからレッツウェイトトレ。BIG3は正義。

 

3.普通であることに自信を持つ

足切りされなくなれば、つまりあなたは普通になったということだ。エントリーの資格を与えられた。まずそのことに自信を持たなきゃいけない。自信がない男はモテない。やっぱり足切り対象だ。イケメンや超おしゃれさん達と競う必要はない。そこが狙う女を狙うのはまだまだ無理だ。一生無理かもしれない。でも他にも女の子は沢山いる。普通の女の子が沢山いる。彼女たちにも素晴らしい部分がたくさんあるし、恋愛には見た目より大事なものがたくさんある。普通の女性がそれだけ魅力的だということは、普通の男性ももちろん魅力的だし、ラッキーなことに普通の女性の数ほど、普通の男性はいない。不潔か、ダサいか、臭いか、あるいは全部か、そういった人たちが巷には溢れている。あなたはそこから抜け出て、普通、という領域に足を踏み入れた。そのことを理解し、自分に自信を持てばいい。つまり普通、というのは、「あなたの魅力を診てもらう前に、足切りされない」ということだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼氏のいる女の子を口説く時に気をつけること

いすまさんに2回聞かれたので、僕が彼氏持ちの女の子を口説く時に気をつけていることをまとめとこうと思う。ちなみに、彼氏持ちかどうかわからない時点では、「彼氏いるの?」なんて聞かないのが一番いいと思ってる。今から書くのは、「たまたま彼氏がいるのを知ってしまったし、相手もそのことを知っている」という状況が前提。

 

1.ドアインザフェイスで誘う

 これは何も彼氏持ちであるから有効というわけでないけど、彼氏持ちの場合はこのアプローチが一番通りやすいと思う。

 ドア・イン・ザ・フェイステクニックというのは交渉術の中でも有名な方法で、譲歩を前提とした交渉術だ。

 先に大きな要求を出して、断らせた後、相手の罪悪感に漬け込んで、小さな要求を飲ませる。

 例えば「今度の金曜日二人で飲みに行きましょうよ」という要求を出すと、「金曜日」「夜」「二人」「飲み」なんて飲みにくい条件が色々合わさってしまって断られやすい。だから、まずこれを提示して断られた後、「じゃあ、来週の火曜日か木曜日仕事の終わりに1時間ほどお茶いきませんか」のように譲歩した内容を提示するとOKがもらいやすい。ちなみに、この誘い方では「来週の火曜日か木曜日」という選択肢を提示することで、「行く、行かない」の問題ではなく、「どちらの日に行くか」という問題にすり替えてもいて、これを心理学でダブルバインドって言ったりする。広告・宣伝の世界ではよく使われるテクニック。ちなみに譲歩する時に「二人」という人数の部分を変えるのはあまりおすすめしない。複数で何度も飲みに行くより、1度きりのお茶でも二人でする方がずっとその後に繋がりやすいと個人的には思う。

 

2.彼氏の側に立て

 「君と社会との闘争において、君は社会の側に立て」というのはカフカの言葉だ。

 「君と彼氏との闘争において、君は彼氏の側に立て。そしたら、女が勝手に彼氏と闘争をはじめる」というのが、僕の基本戦術。

 

 「彼氏ってどんな人?」って聞くと、女の子からは当然、自慢か不満が出て来る。

 自慢の場合には、女の子が期待する以上に賞賛してあげる。すごいね、完璧な彼氏じゃない。そんなすごい人に好かれるなんてやっぱり魅力的なんだね。幸せでしょ?不満なんて何もないでしょ?なんてことを繰り返していく。

 基本的に人間は、褒められれば「いや、でもね、こういう部分が不満なんだ」みたいな話をしだす。人間にとって「自分の口から出た言葉」というのはとても特別で、それに合わせて自分自身の考え方も変えてしまう。

つまり、大した不満でもなかったものが、自分自身で発言してしまったことにより大きな不満に変わってしまう。

 

3.彼女の想いを肯定する

 女の子が不満を言い始めたら、彼女の想いをまず肯定してあげることが大事。

 (自慢ではなく、不満から始まったときも同じ)

 「彼氏との恋愛を真剣に考えてるから、そういう部分も許せないんだろうね。君はすごく真面目なんだね。(一途なんだね)」とか。

 その後に、「でも、俺、彼氏の気持ちもわかるなー」なんて擁護をはじめる。

 いつの間にか図式を彼女VS彼氏に変えていく。彼女は不満に関してどんどん発言していくし、いつしか自分自身の言葉に縛られて考え方を変えていく。

 ここで、大事なのは、自分は彼女の味方であると伝えることであって、このために彼女の思いの肯定というステップはは絶対大事。

 図式を彼氏VS(彼女+自分)に変えてしまいさえすればあとはもう普通に口説くだけ。もちろんうまくいくかいかないかは確率の問題だけど、この図式さえできてしまえば、彼氏がいない女の子よりむしろ簡単なパターンが多いと思う。

 

4.一途だから浮気するという図式を作りだす

 彼氏から奪いたいのではなく、彼氏持ちの女のを抱きたい場合には、浮気を正当化してあげるとうまくいく可能性が高まる。

 君は一途で、彼氏との恋愛を大切にしているし素晴らしいことだ、だからこそ彼氏に不満を感じてしまう>それを自分自身で我慢してしまっている部分もあって、「自分でも気づかないうちに」傷ついてしまってるね>ちょっと気分転換しなきゃもっと苦しんでしまうね

もちろん、このまま言葉にするわけじゃないんだけど、こういう感じのストーリーを積み上げていくと、「君は一途だから>浮気をする」という正当性を作り出せる。

正当性さえ作り出せればあとは確率の問題。普通にくどけばいいだけ。

 

本当はまだいくつかあるけど、これ以上書くのはめんどくさいし、大事なポイントは抑えたと思うので、続きはまたいつか機会があったら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忘れられない女の話3

初めて彼女の存在を意識したのは、僕がまだ小学4年生の頃で、今からもう25年も前になる。

彼女はとても背の高い女の子で、少し茶色がかったショートヘアーの似合う、とてもかわいい女の子だった。僕はその時一瞬で恋に落ちてしまった。いわゆる初恋だ。そこから僕らは仲良くなり、同じ中学に進んだ。彼女は高い身長を活かしてバレーボール部に入った。ずっと彼女が好きだった。彼女が誰のことが好き、なんて話を聞くたびに胸が苦しくなった。彼女の笑顔を見るたびに、僕のものにしたいと願った。少しでも彼女の好みに近くなれるよう髪の毛も伸ばし、制服のズボンも細身に変えた。でも僕は生まれつきのくせ毛だし、ずっと続けていた剣道のせいなのか足も太かった。彼女を振り向かせることはできなかった。それでも僕の思春期は全て彼女への想いで満たされていた。読む小説全ての主人公が彼女の顔で脳内再生された。流れてくるラブソング全てが僕の彼女への思いを歌っているように思えた。

 

いつしか僕らは高校生になる。僕らはとても離れた高校に入学し、疎遠になる。

もし、このままにしておくと、彼女には彼氏ができ、キスをして、セックスをする。可愛い彼女を誰も放っておくはずなんてない。日に日に想いと焦りは大きくなり、僕を支配した。

僕は意を決して彼女を呼び出し、付き合ってくれるようお願いをした。夏の夜、彼女は真っ白なワンピースを来ていて、そこから伸びる真っ黒な腕がやけにきれいだったことを覚えている。

土下座でもしそうな勢いに、彼女はOKをしてくれた。ちょうど彼氏が欲しかったのだと。

僕らは2ヶ月くらい付き合ったけど、やっぱりすぐにだめになった。彼女の彼氏になれた瞬間から彼女を失うのが怖くなった。失敗するのが怖くなった。僕は何もできなかった。電話も、会いに行くことも何もできなかった。自分の気持ちの重さに自分自身が取り憑かれてしまった。僕は人生でたった一度のチャンスを逃した。多分僕の思春期はここで終わっている。この後、2度と女性に幻想を抱くこともなかった。それでも想いが消えることはなかったけど。

 

 

その後僕は吹っ切れたように女の子と遊び始めた。必死に金をためて、はやりのドラマの主人公と同じ格好(ブルーブルーの服、レッドウィングのブーツ)をし、髪を染めてパーマをかけた。美容院に行き始め、ミュージックステーションには出ないタイプの邦楽を聞き始めた。

少しでもいいなと思う女の子のにはとにかく連絡先を聞き出し、脈がありそうな反応をする女の子は誘い、姉の友達(5歳上)に童貞を捧げた後、やれそうな女とやりまくった。最高で6股をかけていた。素晴らしく怠惰で生産性のない、高校生活だったと思う。

彼女の噂もちらほら聞こえてきた。どこそこの人と付き合った、処女じゃなくなった、やり捨てされた、その度僕の心は張り裂けそうだった。新しい女の子を見つけて、処女をもらうことでなんとかごまかしていた。

 

彼女と再会するのは成人式だ。僕は地元の友達が一人もいかないような中途半端に遠い国立大学に入学して、周りの女子短大の女の子たちと遊びまくっていた。大学には殆ど行かず、ナンパコンパナンパコンパ。女の子には困らなかった。キレイで派手な女の子たちと沢山セックスをした。彼女たちの家を渡り歩くことでお金にも困らなかった。

 

そんな頃、成人式で彼女に久しぶりに会った。僕は彼女と会うのを楽しみにしていた。垢抜けた僕を見てほしかった。きっと他の子と同じように振る舞えると思っていたし、うまく行けば他の女の子と同じように、遊び相手の一人にできるかもなんて考えてた。

彼女は薄い黄色の振り袖を着ていて、相変わらずのショートヘアーが昔より少し明るくなっていた。ひと目見た瞬間、まだ自分が彼女のことが好きで、思いは何も変わっていなかったことに気づいた。絶望的なくらい彼女が好きで、彼女を前にすると自分は何一つ変われていなかったことに気づいた。

沢山の女の子と遊んでも、読者モデルを抱いても、社会人の彼女にお小遣いをもらう生活をしていても、何も変わってなかった。

 

僕はなんとか彼女から電話番号を聞き出し、次の夜に電話した。僕らの家はとても近かったので、二人で会おうということになった。ちなみにそれまでに、その当時遊んでいた女の子たちには、お別れのメールを送った。もう他の誰のことも考えられなかった。

会った僕らは他愛のない話をした。話は嘘みたいに盛り上がった。彼女はあの頃こんな風に話せてたらね、なんて言った。僕は黙ってしまった。彼女の言うとおりだった。あのころこんな風にできてたら、今でも一緒にいれたかもしれない、なんて考えたら、辛すぎた。しばらくの沈黙の後、僕は意を決して彼女に、今でも好きだと気づいた、と伝えた。ずっと好きだった。初めて会ったときから、もう本当にずっと君だけが好きだと伝えた。彼女からキスをしてくれた。はじめは遠慮がちに、その後、徐々に激しく。体なんて触り合ってないのに、今までしたどんなセックスより気持ちよかった。

どれくらいキスしてたんだろう。きっと10分とかそれくらいなんだろう。彼女の携帯電話が鳴って、「帰らなきゃ」と彼女が言った。僕は帰らないで、ずっと側にいたいとすがった。彼女はまた連絡するね、と僕に言って、最後に軽いキスをしてくれた。そしてさよならした。

1ヶ月経っても彼女からの連絡は来なかった。僕は毎日毎日彼女とのキスの事ばかり考えてた。こらえきれず彼女に電話した。この電話番号は使われておりません、という機械的なメッセージが流れた。共通の友人に聞いたところでは、彼女は以前から年上の彼氏と付き合っていて、それを親に反対されており、二人で逃げたということだった。そこから10数年彼女は正真正銘の行方不明になった。

 

僕はまた以前のような女遊びの生活に戻った。0からリブートするのは大変だったけど、それなりに女の子と遊び、今のかみさんと出会い、結婚した。もう彼女のことを思い出すことはなかった。でも、電話番号を変えることはできなかった。

 

彼女の行方が判明したのは3年前のことだ。僕らの街から2時間程の距離になる小さな街のスナックで同級生が見つけた、という噂が回ってきた。僕は場所を確認し、すぐに新幹線に飛び乗った。別に気持ちが揺れてたわけじゃない。もう、時間は巻戻らないし、さすがにもう10年以上の時がたっていた。

スナックの扉を開けると、禿げたおっさんのセクハラを交わす彼女の姿が見えた。相変わらず背は高く、派手な黄色のドレスに、髪は昔よりもっと明るい茶色になっていた。すぐに彼女も僕に気づいた。僕は逃げ出すように店を飛び出て100メートル程のところで止まった。振り返ると高いヒールで彼女が追いかけてきていた。

「逃げないでよ」、彼女が言った。僕の大好きだったとてもかわいい顔で。

「ごめん」という一言だけ絞り出せた。彼女の顔には逃れられない年齢の影があったし、少し肉付きが良くなっていた。化粧は濃くなり、むせてしまうくらいの甘ったるい香水の匂いと、タバコの臭いがした。それでも彼女だった。間違いなく、彼女だった。

 

彼女は僕を近くのファミレスで待たせて、店に戻っていった。1時間ほどで彼女が戻ってきた。この10年間、彼女に何があったのか、僕は知ることになった。聞きたくないな、なんて思いながら聞いていた。あの夜のようにただ楽しく話せればよかった。でも、僕らの間にはもう、そんな話題なんて生まれ得なかった。彼女は僕の暮らしを聞いてきた。僕はそれに答えずに、お金に困ってるの?と聞き返した。彼女は少し驚いた後、小さく頷いた。僕は、彼女の店でいいボトルでも頼んであげようなんて思って引き下ろしてきたお札を無理やり全て彼女に握らせて、そのまま店から出ていって、また電車に飛び乗った。

彼女は追いかけてこなかった。電車の中でずっと初めて付き合った日のことを思い出していた。

あの時何もできなかった僕は、10年以上の月日を経て、ほんの少しの抵抗ができるようになった。あの頃一瞬だけ感じられた幸せな思い出をぶち壊すことだけできた。金でもって彼女のプライドを少しだけ傷つけ、僕自身の気持ちに完全に整理を付けたことだけできた。僕はそのことに満足も,後悔もしていない。他にできることは何もなく、できることをしただけだ。

 

今でも電話番号は変えていない。でも彼女から連絡はない。

毎年夏の夜になると告白した日のことを思い出す。彼女は真っ白なワンピースを来ていて、そこから伸びる真っ黒な腕がやけにきれいだった。

夏が来る限りは、彼女のことを忘れられないんだと思う。